細川 堀 松尾

 研究の動機

  シロツメクサは私達の身近にあるが、私たちはその生態についてあまり知らない。          

 だから、特徴的な性質である就眠運動について調べることにした。

@就眠運動とは

マメ科の植物によく見られる運動で、葉が昼間は開き、夜閉じること。光に対する反応や水分の変化などの要因が考えられる。シロツメクサは上向きに閉じる。

A仕組み

マメ科植物は、それぞれの小葉の付け根に“葉沈”と呼ばれる部分がある。葉沈では細胞内の水分の変化がみられ、夜は光合成が停止し,水の水分が減少するので葉閉する。朝になると陽光が当たって、光合成が始まり、葉沈の膨圧が高まるため開葉する。開葉は夏期では4:50頃に始まり6:50頃には完了し、閉葉は17:20頃から始まって、20時頃に終わる。

実験方法

 シロツメクサを鉢に植え替え、その鉢の中から5本選び、それぞれの葉の開閉角度を17002200まで1時間ごとに調べた。特徴的なグラフを下に挙げる。                       

12月23日  晴れのちくもり       
温度差6.2 日照時間0.9
1月4日  くもり時々雪 
温度差12.8 日照時間6.0
 考察 1. 日照時間および温度差がともに大きいときグラフの傾きは大きかった。また、日照時間および温度差が小さい時グラフの傾きは小さかった。他のグラフについても、だいたい同じ傾向がみられた。

                                                                   

シロツメクサの17:0022:00の開閉の角度差は日照時間・温度差とほぼ相関関係があると考えられる

2.      グラフをもとにどの時間帯が閉葉の速度が速くなるかを出したところ、日によってその時間帯は異なっていたが、天気にかかわらず、ほぼ17:0018:0018:0019:0019:0020:00の間に多く見られた。        

感想

 シロツメクサの就眠運動の様子を観察していると、実際に運動しているのが目に見えるので、その生命力を実感した。しかしなかなかデータを取れなくて、考察が十分でなかったのが反省点だったと思う。